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先日、文部科学省が日本人がローマ字で名前を書く時には
姓→名の順番で書きましょうという呼びかけをしているというニュースを読んだ。

欧米風に名→姓の順で書くと日本語名は逆だから混乱するし
中国や韓国では姓→名で表記しているのだから
同じアジアの日本もそうしましょうよ…
という事らしい。

どーなんでしょうね、これ。

文部科学省としては、強制力はないとしつつ
これから積極的に周知を図っていくと言っているので、
今後、名前が姓→名で表示されたり、名→姓で表示されたり、
色々なパターンが出てくることになるということだ。

外国人にとって、ただでさえどっちがどっちか
とてもわかりにくいのに
余計ややこしいことになりそう…

と個人的には心配してしまう。

ところでローマ字って
日本人にとっては何ら違和感なく読めても
外国人が読むとちょっと違う…ということがあります。

例えば私の姓「OBA」
どう発音します?

日本人は、普通に「オオバ」と読んでくれると思いますが

外国人が読むと絶対に「オバ」

そう…「さん」と付けたらちょっと残念な感じ。

母音1文字では長母音にならないので
OOBAと書かない限り、「オオバ」と発音してもらえないの。

ローマ字で音を伸ばすときには OHBAと書くらしいけど
そんな表記にしたら、「オフバさん」なんて呼ばれちゃう。

で小ネタにもなるし、OBAのままにしているんだけどね。

ちなみにフランス語圏に限ったことかもしれないけれど、
日本の「味噌 MISO」「わさび WASABI」
ちょっとおかしなことになってる。

「MISO」は「MIZO」「WASABI」は「WAZABI」
ですっかり浸透しちゃった。

フランス語読みをするとSが1個しかないと
Zで発音するのがその理由。

仏語的に正しく発音してもらうには
「MISSO」「WASSABI」と書くべきだったんだけどねー。

和食文化が人気が出たこともあって、
正しく発音されるようになりつつあるけど、
まだまだよく耳にするわ、ミゾとワザビ。

ローマ字の読み方、万国共通ではないので
私やMIZO達のように残念なことにならないよう
とうぞ、ご注意を。

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