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先日、海外のネットニュースを見ていたら
「日本人にとって最大の親孝行は孫の顔を見せること」
というタイトルの記事があった。

日本人は、成人してから結婚するまで親とは疎遠だけれど
子供が生まれると実家に帰る機会が多くなるから
親は「早く孫の顔を見せて」と子にせがむのだ。

なんて事が書いてあった。

ヨーロッパでは成人して家を離れても
誕生日などのお祝い事が有る無しに関わらず
頻繁に家族と会うし、かなり密に連絡も取り合う。

そんなヨーロッパ人が
子供が生まれるまで会いに行かない息子や娘…
「早く孫の顔を見せて」とせがむ親

なんて記事を読んだら、
さぞかし日本は家族関係が希薄だと思うだろうねぇ。

私の旦那さんも結婚した頃、頻繁に親のところに行ったり
電話をしている私を見て、びっくりしていた。

家族と会ったり連絡を取り合う頻度は、
確かに圧倒的にヨーロッパ人の方が多いと思う。

でもかと言って、旦那さんが家族を思っていないかというと
それはちょっと違う。

いつも気にかけている。

そして親もそれをわかっている。

ご無沙汰しているのを謝ると
「便りのないのは良い知らせ」
義理の母はいつもそう言って笑う。

文化や習慣が違うのに、無理に同じ尺度で測ろうとすると
時に大きな勘違いを生むこともある。

実際、大半の人は私の旦那さんと同じように
帰りたくても遠くてなかなか帰れない

ただそれだけという気がする。

日本人も家族をちゃんと大切にしてますよって
記事を書いた記者に言ってやりたいわ。

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