【パスカルno小言 Vol.28】一泊二食付き
どうして日本の旅館は一泊二食付きなの?
と外国人に聞かれちゃいました。
(なんでって言われてもねぇ…)
「旅の楽しみの一つが旅館の食事なのよ」
どうしてそんなシステムなのか?という質問の答えには
全くなっていないんだけれど、そう答えてみた。
やはりフニオチナイご様子
よく聞いて見ると
旅館の食事は、嫌いじゃないんだけれど
連泊したら毎日は同じはちょっとねぇ…
と思っているのと
朝食も晩御飯も時間が早すぎる
こともご不満らしい。
実際、観光庁の昨年のこの時期の調べによると
訪日外国人の75.1%がホテルに泊まるのに対し
旅館はわずか18.2%
食事のレパートリーがないとかWi-Fiがないから不便とか
言葉が通じなかったなどなど
旅館はホテルに比べて柔軟性が足りない
と感じている外国人が少なくないんだって。
それでWi-Fiを整備したり
宿泊システムを見直したり
多言語対応して改善を進めよう!
と観光庁は推奨しているんだけれど…
だけれど…
外国人のご不満を無視するわけじゃないけれど
そこまでやらなくちゃいけないのかしら?
旅館がホテルみたいになっちゃったら
旅館らしい風情がなくなっちゃいそう。
早めに晩御飯を食べて、ゆっくりお風呂に入って
携帯の電源を切って、のーんびり過ごす
それが旅館でございますよ。
お刺身嫌いだったらごめんね。
でも色んなお料理が出るからそれで許して。
連泊だったら、素泊まりもあるよ。
日本語しかできないけど、おもてなしの心はあります。
それが伝われば、十分じゃない?
外国人様様じゃなくても、いいと思うなぁ。
ありのままの旅館の良さを感じてくれる外国人が増えてくれることを願って。
観光庁に怒られるかもしれないけど(*≧∀≦*)
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