【パスカルno小言 Vol.81】肩こりを知らない外国人
私の家から駅まで歩いて10分弱なんだけれど
整体、整骨院、タイ式マッサージ、クイックマッサージなどなど10件以上のマッサージ屋さんがある。
おそるべし日本のマッサージ市場と改めて驚くんだけど
本格的に具合が悪い時はもちろん
何となく不調だな〜という時にも
気軽にスッキリできていいですよね。
私も時々利用しています。
ところで外国人に「肩こり」がないって
知ってますか?
「ん?肩?コル?何ですかそれ?」
サッパリワカランらしいのです。
信じられないかもしれないけど、英語にもフランス語にも「肩こり」という言葉自体がない。
フランス語の近い言葉に
torticolis (トルティコリ)という言葉があるけれど
コリはコリでもこちらは、
いわゆる「首のねじれ」による痛みを指していて
「なんか今日は肩が凝ってるなー」
のあのコリの不快感とは違う。
このコリ、言葉で外国人に説明してみたんだけれどなかなか難しい。
「痛いっていうか、硬いっていうか、
違和感というか、なんか重いというか」
色々言葉を重ねてみたけと
「ナンデスカソレ?」的視線は変わらず
ならば実践してもらおうと
クイックマッサージに連れて行ってあげた。
30分後
「ジャパニーズマッサージ、ワンダフォー!!」
満面の笑みを浮かべての大絶賛でございました。
マッサージしてくれたお兄さんに聞いたら
肩ガチガチだったらしい。
外国人には「肩こりがない」んじゃなくて
「肩こりに気づいてない」ということかもしれない。
と考えると
私もハーフじゃなかったら
肩こり辛ーい
なんて感じることなかったのかな?
知らぬが仏か
知るが仏か
さて?
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